読書

石井クンツ『「育メン」現象の社会学』を読了。基本的には、「男性の子育て」の様々な側面について、著者本人のものを含むこれまでの研究をレビューすることで、その到達点を確認するという本だった。割と淡々としたサイエンティフィックな書き方は、読み物としては好き嫌いがあるかもしれない。また、「育メン」として、通常の結婚の場合だけではなく、事実婚はもとより、シングル・ファーザー、ステップファーザー、ゲイの父親の場合も含めての議論となっている。