2011-05-05 読書 本 岡田憲治『言葉が足りないとサルになる――現代ニッポンと言語力』(亜紀書房、2010年)をざっと読了。言葉が足りないとサルになる作者: 岡田憲治出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2010/10/30メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (9件) を見る「言葉の大切さ」については、異論なし。ただ、言葉を大切にしないのが、今の若者だけなのかどうかは、少々疑問。著者は、そう断言しているわけではないと思うけれど、それでも、しばしば現在と過去の比較調になるところが気になる。 あと、文体がなんとなく「男らしく」感じられてしまう点も、少し気になる。「ですます」調で書かれているのだけれども。