社交と言えば

というわけで、昨日の話ですが、オフィスにいると、ドアをノックする音がして(ここでは、たいていの人がドアはオープンで、僕もだいたいいつも開けているのだけど、その時はちょっと眠ろうかと思っていたので占めていた)、開けてみると、ポスドクのリサーチ・フェローであるBoraでした。
どうやら先日のmorning teaの時には、時差ボケで(というのは、彼は出身のトルコに帰っていて、そこから戻ってきたばかりだったので)あまり話ができなかったので・・・ということで、わざわざ話をしにやってきてくれたようなのでした。
というわけで、僕の子どものこととか、彼の昨秋に出た本を注文したのだけど、なぜか「確保できないのでキャンセル」になってしまって、あらためて別のところで注文したとか、そういう話をしました。
彼は、ポスドクといっても、研究者以前に別のキャリアがあったのか、年齢はもう50代です(それより若く見えますが)。でも、ポスドクの任期は今年の7月で終わりで、そのあとは「決まっていない」のだそう。考えても仕方ないので、考えないようにしている、と言っていました。
彼は、自分もトルコ出身であるためか、はたまた共通の友人(以前にこちらにいたIさん)がいるせいで話題があったせいか、僕にも何かと気を遣ってくれますし、できるだけゆっくりした英語でしゃべってくれます(それでも、ところどころ聞き取れないのがアレですが…)。いえ、もちろん研究テーマ的にも、差異を横断する熟議、みたいなところで、関心は重なっているのですけれども。
そういうわけで、彼の任期があと半年で切れてしまうのは、僕にとっても大変残念です。せめて、次のポジションが見つかることを願うのみです。

Islam, Democracy and Dialogue in Turkey: Deliberating in Divided Societies

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