頂きもの

-諸富 徹編『グローバル時代の税制改革――公平性と財源確保の相克』ミネルヴァ書房、２００９年）。
編者の諸富徹先生、共著者の宮本章史さん（第３章執筆）ほか、執筆者の先生方から頂きました。どうもありがとうございます。
数年間の税制論研究会での研究成果ということです。

グローバル時代の税制改革―公平性と財源確保の相克 (MINERVA現代経済学叢書 106)

目次は以下の通りです。

はじめに
　第１部　総論
第１章　グローバル化は世界の税制をどう変えたのか（諸富 徹）
第２章　租税論シンポジウム
　　　　　　（神野直彦、鶴田廣巳、八塩裕之、吉村政穂）
第３章　グローバル時代における個人所得課税の思想（宮本章史）
　第２部　グローバル化と税制の国際比較
第４章　アメリカの連邦所得税改革（塚谷文武）
第５章　アメリカの近年の資産性所得減税（吉弘憲介）
第６章　アメリカにおける消費課税シフトの実態と論理（吉田健三）
第７章　二元的所得税における再分配機能の変動分析（松田有加）
第８章　グローバル化による貧困の拡大と給付付き税額控除（諸富 徹）
第９章　グローバル化・少子高齢化にどう対処すべきか（八塩裕之）
第１０章　日本の金融所得一体課税論と二元的所得税（川勝健志）
　第３部　グローバル化へのボーダーを越える対応
第１１章　資本所得における情報交換と源泉徴収制度（徳永（藤）貴子）
第１２章　経済活動のグローバル化の進展と法人税（野口 剛）
第１３章　地方消費課税と課税自主権（篠田 剛）
終章　新しい所得税改革の道標としての「修正版包括的所得税」（諸富 徹）　
あとがき