新刊メモ

ミネルヴァのサイトをぼ〜っと眺めていたら、近藤正基さんの本が刊行されるそうです。


-近藤正基『現代ドイツ福祉国家の政治経済学』ミネルヴァ書房、2009年12月刊行予定。


目次などはミネルヴァのサイトの下記のページでどうぞ。


http://www.minervashobo.co.jp/book/b51599.html


タイトルの「政治経済学」は、『日本型福祉の〜』を意識されたのでしょうかねえ(深読み?)。


ドイツ関係といえば、西田慎さん(ちなみに面識はないです)の本も刊行予定とか。


-西田 慎『ドイツ・エコロジー政党の誕生――「68年運動」から緑の党へ』昭和堂、2010年1月刊行予定。

こちらは、辿りにくいので、昭和堂のサイトから目次を。余計なことですが、昭和堂さんも、サイトを刷新してくれると、個人的にも(!)大変ありがたいのですが。。。
http://www.kyoto-gakujutsu.co.jp/showado/


目 次

プロローグ――「六八年世代の党」としての緑の党
1 西ドイツにおける「六八年運動」
2 「六八年運動」の解体と分裂
3 「六八年運動」から新左翼
4 緑の党の結党と新左翼流入
5 党内潮流の対立と新左翼
6 「六八年世代」対若手世代――党内世代間対立の発生?
7 「六八年世代」による権力奪取――赤緑連立政権の発足
8 緑の党の外交・安全保障政策の変遷――「六八年世代」と戦争
9 フィッシャーという生き方――「六八年」の革命家から外相へ
エピローグ――なぜ日本では「全共闘世代の党」が実現しなかったのか
あとがき