読書

なんとこの本を手荷物で持ってきてしまったのでした。

1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産

1968〈下〉叛乱の終焉とその遺産

いや、よく頑張りました(謎)。
高校闘争のところとその次の章の途中まで読みました。
僕の出身高校も、紛争があったはずで、その結果制服が自由化されたのだと聞いています。
まあ、在学中はそんな経緯などほとんど知らなかったのですが、その当時の先生たちの中には、紛争時代に教員だった人もいたでしょうから、いろいろな感情はあったかもしれません。
道理で、「変な格好」で卒業アルバム用の写真を撮影してしまったら後で悔いが残るぞ(大意)的なことをおっしゃっていた人もいたわけです。
まあ、僕だって、このような経緯も知らず、のほほんと「闘いの成果」を享受していたわけですから、えらそうなことは言えません。
でも、そんなのほほんと享受できた学校は、「自由」のなんたるかを感覚的に教えてくれたと思います。
「やりたいことは一生懸命やれ。しかし、やりたくなければやらなくてよい。それで結構うまくいく」というのが、僕がこの学校から教えてもらったことですね。
もっとも、実際の我が身を振り返ると、「やりたくなくてもやらざるを得ない」という論理で動いている場合が、とても多いのですけど。