クラウス・オッフェ(野口雅弘訳)『アメリカの省察――トクヴィル・ウェーバー・アドルノ』(法政大学出版局、2009年)、を読了。頂いたのを今頃読み終えているというわけで、何とも申し訳ない限りですが。
アメリカの省察―トクヴィル・ウェーバー・アドルノ (サピエンティア)
- 作者: クラウスオッフェ,Claus Offe,野口雅弘
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2009/01/01
- メディア: 単行本
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ただ、オッフェの本として見ると、(やっぱり)なかなか難しい本だった。というのも、この本からは、僕の知る限りでの「オッフェらしい」ところがなかなか見つからないからだ。そういう意味で、彼にとっての異色の本と言えるのかな。やっぱり。かろうじて、アソシエーションに比較的焦点が当たっているようであるのは、「らしい」感じなのだけど、その中身から強く「らしい」感じを受取るわけでもない。
もちろん、別に「らしい」からよいとか、その逆とか、そういうことではない。念のため。