頂きもの

福士正博『完全従事社会の可能性』日本経済評論社、2009年。
著者の福士先生から頂きました。どうもありがとうございます。
ブログで書いたから…というわけではないと思いますと申し上げておくべきでしょうね。

完全従事社会の可能性―仕事と福祉の新構想

完全従事社会の可能性―仕事と福祉の新構想

ここ数年の論文をまとめられたもので、タイトルどおり、参加所得を中心に据えた完全従事社会の構想が論じられているものと思います。
主な目次は以下の通り。


はしがき
1.完全従事社会:仕事と福祉の新構想
2.エコソーシャル・ウェルフェアと完全従事社会
3.社会的質が問いかけるもの:社会的経済の視座から
4.参加所得構想の意義
5.コミュニティの急進理論:もう1つのコミュニタリアニズム
6.経済的シチズンシップの可能性:揺らぎ始めたシチズンシップ
7.社会政策と時間:「複合的資源自律性」によせて
8.コ・プロダクション:タイムバンクの基本理念と実態
9.地域内乗数効果概念の可能性:NEFの活動から