索引作りでわかること

現在編集作業中の某本について、索引項目として人名や用語をピックアップする作業を行っています。本当はもっと早くやるべきだったのですが、さすがに新学期が始まると時間と気力が…(言い訳)。
さて、こういう作業をやっていてわかるのは、自分の用語の使い方の厳密さの程度です。
一貫して同じ用語や同じ訳語を使っているつもりでも、索引用にチェックしていると、あっちとこっちで微妙に違う表現になっている、ということがよくあります。
いや、いい加減な人にはよくある、というのが正しいかもしれませんがorz
特に元々別の論文として書いたものでは、このことが起こる可能性がさらに高まると言えるでしょう。
そんなわけで、あっちとこっちで違う表現になっているのを発見すると、自分の厳密性の足りなさというか、適当さを痛感させられます。
しかし、だからこそ、索引用の項目を拾うことで(それなりに)厳密なチェックができるのだから幸いだ、と考えるべきなのでしょう。
とはいえ、やっぱり大変なのですが。。。