Jessop on gender

マルクス主義国家論で(それなりに)著名なBob Jessop氏が、ジェンダーについて論じた論文(というか、本の一章)があることがわかりました。
ランカスター大学のサイトに、そのpdfファイルがあるのですが、紹介が面倒なので(いやすみません)ただ書いておくだけにします。
原本はドイツ語の本らしいのですが、同サイトにあるのは英語の原稿です。というか、ジェソップ氏が英語で書いた原稿を、どなたかがドイツ語に訳してドイツ語の論文集に収められていいるということではなかったかな。
ジェソップ氏は、たぶん自分でもドイツ語で書けるとは思うのですが(もちろん、ドイツ語は読めるので、旧西ドイツの国家論などもきちんとフォローされているわけです)。
ジェソップ氏のマルクス主義的なパースペクティブに賛同するかどうかはともかく、彼の国家へのアプローチと独自の視点からの整理は、フェミニズムと国家についても勉強になるはず。
しかし、問題は、今ごろになってこんなことを言っていても…ということにあるわけで。