再帰的近代化

途中で止まっていた、筒井淳也『制度と再帰性社会学』ハーベスト社、2006年、の第6章「再帰性再帰的近代化」以下を読む。
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制度と再帰性の社会学 (リベラ・シリーズ (8))

制度と再帰性の社会学 (リベラ・シリーズ (8))

 再帰的近代化と宿命との関係についての以下の記述をメモしておこう。

 こうして社会は徐々に不確定要素の強い、予測が難しいものになっていく。安全確実な人生を選んできたはずなのに、リストラの憂き目に遭ったりする。こうして「宿命」の考え方が復活する。というのは、人間の限られた計算能力ではとうていそういった出来事は予測できないからである。(123-124頁)(太字は引用者)