途中で止まっていた、筒井淳也『制度と再帰性の社会学』ハーベスト社、2006年、の第6章「再帰性と再帰的近代化」以下を読む。
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- 作者: 筒井淳也
- 出版社/メーカー: ハーベスト社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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こうして社会は徐々に不確定要素の強い、予測が難しいものになっていく。安全確実な人生を選んできたはずなのに、リストラの憂き目に遭ったりする。こうして「宿命」の考え方が復活する。というのは、人間の限られた計算能力ではとうていそういった出来事は予測できないからである。(123-124頁)(太字は引用者)