最後

 本日は2年間委員を務めてきた某審議会の最後の会合の日でした(任期はもう数週間ある)。
 研究内容と基本的な志向性が「空中戦」系になってしまっている僕にとっては、いろいろと「現場」の一端に触れることのできる貴重な機会でした。何というか、「土地勘」のようなものが少しくらいはついたかもしれません。
 でも、つくづく思うのは、「政策」って難しいものだということです。「実効性のある政策」って、いったいどういうものなんだろう・・・と思うこともしばしば。罰則規定を何でもかんでも盛り込めるわけではないし、もちろん盛り込めたとしてもそれがよいことかどうかはまた別の話しだし、数値目標や啓発事業にどれほどの意味があるのだろうと思いつつも、でもないよりはあったほうが確かに変わっていく部分もあるよなあとも思ったり・・・などなど。
 ともあれ、この経験は何らかの形で今後に活かしてゆくことになるでしょう。