読書

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集中講義! 日本の現代思想 ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)

　ところどころ独特の「仲正節」(？)も見られるものの、全体的には、まさに「知らない人のための(日本の）『現代思想』入門」といった本で、入門書としてよいのではないかという印象です。
　僕なんか学生時代に全く不勉強だったので、「ニューアカ」の影響はほとんど受けておりません。そういう人にも、勉強になる本です。
　ところどころに散見される労働価値説批判のスタンス、これからさらに展開されるのでしょうか。気になるところです。
　それにしても、「逃走論」って、すごくリアリティを感じてしまうなあ。