仙台行き

 東北大学での研究会で報告してきました。出席メンバーは、一方には、フェミニズムに造詣の深いI先生、他方には、「ポリサイ」なK先生、Y先生、M先生という、日ごろ僕が研究会などではあまりご一緒する機会のなかった強力な顔ぶれ。今回の報告は、僕にとってははじめてのw経験的な(といってもたいしたことない)研究だったこともあり、なかなかに緊張する会でした。
 予想どおり(?)、フェミニズムとポリサイ的観点からの質問(批判?)、さらには憲法の先生や政治思想史の院生さんからの質問の飛び交う展開となりましたが、日ごろこのテの議論をする機会が乏しいこともあって、大変、有意義な時間を過ごすことができました。お誘いいただいた皆様、どうもありがとうございました。
 とくに、フェミニズムについては、性別役割分業の是正を中心的課題と見なすことの是非について、「ポリサイ」関係では、事例選択の適切性と変数のコントロールの問題(これは、自分で振ってしまったようなところもあるわけですが)が、議論できたのはとても有益でした。
 夜の懇親会でも、いろいろ興味深いお話を聞くことができ、感謝感謝です。Y先生、M先生とはエラい遅くまでの飲み会となってしまいましたが、今日の「お仕事」は大丈夫だったのでしょうか。しかし、その場で、某「誌上論争」の当事者の一人であるM先生に、門外漢がお門違いな発言を連発してしまったのは、今、思い返しても実にいただけなかったような。この場を借りて、あらためてお詫びする次第です。