首を絞める?

 この間、いくつか講演等の依頼を引き受けました。スケジュールをタイトにして、自分で自分の首を絞めてしまっているような・・・。いえ、お話に行くことそのものがイヤというわけではもちろんないのですが、スケジュールをギュウギュウにしてしまって大丈夫かぢぶん?、とちょっと不安に思うだけです。
 講演などに行くことは、確かに謝金の類を頂いていることが多いとはいえ、僕としては「社会貢献」のつもりでして、僕ごときにそのようなニーズがあるのならば、できるだけお応えしたい、と思っているのです。僕の話す内容というのは、多くは子育て関係のことで、はっきり言って、別に僕でなくとも子育てを体験した人であれば誰でも話せるような内容が多いと思います。ただ、内容そのものもさることながら、やはり、「特定の社会的地位を持っている人が話すからこそ意味がある」ということは、あるのでしょう。それはもしかしたら、権威主義の現れなのかもしれません。しかし、それでも僕としては、いまだに「大学の先生」にそうした役割が期待されていることを、ひとまず素直に喜び、能力と時間が許す限り、受け止めていきたいと思っています。