終了

 北海道での学会報告は終了。帰りの飛行機に乗るのがギリギリになってしまい、ANAのスタッフの方には若干ご迷惑をかけてしまいましたが、まあそれはそれ、ということで。
 肝心の報告自体は・・・うーん、どうだったんでしょうね。直接お会いするのは2年半ぶりのO先生をはじめとする何人かの方々にお褒めの言葉をいただけたのはとてもうれしかったのですが、多くの方は「?」という感じだったのかもしれません。
 報告を始める時のメンタル面での持っていきかたも、ちょっと失敗しました。というか、報告に向けて徐々に精神を集中していくというステップがうまく踏めず、バタバタっとしながらいきなり報告に入ってしまったように思います。
 内容的には、citizenshipと義務との関係をもう少し詰めて考えないといけないなあ、と痛感。権利と義務の問題を機軸にしている割には、「そもそも権利と義務って何よ?」ということが明確ではないのです。共同体への貢献が必要、というところに話をとどめたくないのですが、「義務」を擁護しながら「共同体への貢献」を乗り越えることをどのように言い得るのか、このあたりをもっと詰めないといけないと思います。
 でも、とりあえず、アタマを切り替えて、残っている「負債」を返すことに集中しないといけません。