見習わねば

 昨日の学会関連の話。あるセッションの報告者の方(男性。僕もよく知っている方ですけど)が、お子さんを連れて会場に現れたそうです。お子さんは、7歳くらい、とか。で、セッションの最中は、お子さんは、会場の後ろの方で静かに絵本を読んでいたそうです。
 その方の子育て関係の話は以前にも少し聞いたことがあったのですが、今回、あらためて
「スゴい」と感心しました。
 僕も学会その他の出張の時に、「子どもを連れて行けないこともないかな」などと思いながら、結局、連れて行ったことはありません。一度、市民講座で講演をするときに、子どもを連れて行ったことはありますが、それだけです。
 やっぱり、子どもと一緒だと、何かと行動が束縛されて困るかも、と思ってしまいますし、ましてや自分の報告の時だと、なおさらです。
 でも、そんな連れて行くか行かないか選択できる場合ばかりではなく、そもそも選択の余地がない(連れて行くしかない)という場合だってあり得ます*1
 最近は、学会でも託児を始めたところもありますが、「子どもを連れても何とか学会にいける」というのは、精神的にもかなりラクだと思います。
 思い起こせば、僕自身も小学校低学年か中学年のころに当時大学院生だった母親の研究会に行き、後ろの方で図鑑を読んでいた記憶があります。なぜか飛行機の図鑑だったことまで覚えているので、よっぽど印象的だったのでしょうね。その母親は、40代後半でアカポスを得ました。
 その報告者の方とは今回は残念ながら直接お会いできませんでしたが、またの機会にお話を聞いてみようと思います。

*1:もっとも、最近は簡単に預けられる託児所も増えてはいますが