宣伝宣伝…と 

 昨日、拙稿「フェミニズムは公/私区分を必要とするのか?」をご紹介しました。そこで書いてあることをぐっと圧縮した、いや違うな、すごくラフに書いたパートを含む、もっと手に入りやすい文献がありますので、あらためてご紹介いたしますです(わかりにくい文章だな、しかし)。

ジェンダーを科学する―男女共同参画社会を実現するために

ジェンダーを科学する―男女共同参画社会を実現するために

 ぜひ、お買い求めいただければ幸いですm(__)m(営業営業)
 この本の中の「政治学ジェンダー」という章を、僕が執筆しております。ちなみに、僕のは、全く「科学」ではありませんw。
 「ラフ」と書きましたが、この章と、上記拙稿の元になった某学会報告ペーパーの両方を、とある学部ゼミ生に読んでもらったところ、「政治学ジェンダー」ではよくわからなかったが、「フェミニズムは〜」を読むと言いたいことがわかった、と「お褒め」(なのか?)の言葉を頂戴いたしました。ありがとう、M君。
 もう一つちなみに、あるフェミニストの研究者(女性)の方からも、「女性研究者が議論してきたことの、おいしいところを男性が持っていった」という、「お褒め」の言葉をいただきました。いや、こちらは、間違いなく「お褒め」じゃないような気もする。。。
 しかし、『ジェンダーを科学する』は、僕の勤務先大学での全学教育(いわゆる「教養」です)のジェンダー論用のテキストとして作られたものなので、これで「わかりにくい」というのは、ちと困るのですが……。