- 作者: 中山充,伊藤浩,川田玲子,富井利安,横山信二,鹿子嶋仁,木村俊郎
- 出版社/メーカー: 嵯峨野書院
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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以下、申し訳ありませんが、回想モードに入ります。彼とは奇遇な縁で、広島での高校時代に二人とも違う高校のバスケット部で、何度か対戦しているのでした。でも、その時に話をしたりとかいうことは全くありませんでした。その後、僕は名古屋へ、彼は東京の大学へ進学した後、大学院で「初めて出会った」という前提で話をしていると、「ああ〜」みたいな感じで奇遇さを共有したというわけです。
ちなみに、対戦成績は我が校の全勝でしたw
思い出=自慢話を披露しますと、最初の対戦の時は、高校2年生で新チームになった最初の大会でした。県大会予選のブロック決勝かなんかだったんじゃないでしょうか。場所は彼の高校の体育館だったし、彼の学校は僕たちの学年が一年生の時の一年生のみの大会で県で優勝しているチーム。新チームになって初めて本格的にゲームに出場し始めた僕は、正直、「こりゃ負けるんじゃないか」と思っていました。
しかし、他のチームメイトには、全くそういう様子が感じられません。僕以外のチームメイトは、常に冷静で、シュート成功率が大変高く、要所要所のシュートをきっちり沈めて、数点差を守りきり、結局勝ってしまいました。僕自身はといえば、得点は数点、ファールも前半で(当時は前半/後半ですね)4つと、散々なデキでした(ちなみに次の対戦でも同じような成績orz)。でも、僕はその時素直に「自分のチームメイトは凄いな」と思いました。いま思えば、そういういわゆる「チームの結束力」「互いへの信頼感」が僕たちのチームにはあったのでしょう。技術や体力で圧倒的に優位にあったとは思えない相手であっても、不思議と勝つことができました。「ここ一番」という場面で、誰か特定の一人ではなく、誰もが誰もを信じることのできるチームであったと思います。
そういうチームでプレイできたおかげで、僕にとって、高校時代のバスケットは今でも全く悔いの残らないものとして記憶されています。逆に言うと、中学と大学時代は、大なり小なり(前者かな?)悔いとともに記憶されています。
以上、僕の青春(?)のよき思い出でした。旧友ともまた会える機会があるといいのですが。