<性体験ある高校生>1割がクラミジア感染 厚労省調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050504-00000012-mai-soci

性体験のある高校生のうち約1割が、性感染症(STD)の一種、性器クラミジア感染症に感染していたことが厚生労働省の研究班の調査で分かった。STDはエイズウイルス(HIV)の感染率を3〜5倍高めるとされるが、全国高等学校PTA連合会が実施した別の調査では、高校生の4分の1以下しか、その認識がなかった。エイズ感染者・患者の合計が先月1万人を突破した中、専門家は若者を中心に爆発的に増加する恐れがあると警鐘を鳴らしている。

いやはや。こりゃ、下記のコメントの言うとおりです。

研究班の今井博久・旭川医科大助教授は「一般の高校生に性感染症が広がっている背景には、インターネットや雑誌などで刺激的な性情報がはんらんする一方、必要な性教育がほとんどされていないアンバランスさがある。このままではHIV感染者が劇的に増える危険性がある」と指摘する。

あらためて、「寝た子を起こす」論の言うような「寝た子」などほとんどいない、ということで。
しかし、「寝た子」ばかりなのかどうか、「現場」を見ればすぐわかりそうなものですけどね。「現場主義」に懐疑的な僕が申し上げるのもなんではありますが。