少しずつ公表してみる

 昨日の夜は、今日の授業のレジュメ作りや会議の資料作りで、ほんの少ししか眠れませんでした。しかも、小さな毛布をかけて、机の前でガスファンヒーターにあたりながら寝るという、いかにもかぜを引きそうなパタンです。が、なぜか、数日前からぐずぐずになっていた鼻は、今日は調子がいいようです。
 昨日、学部のゼミ生の皆さんに、このブログを始めたことを「公表」(というのも変な話ですが)しました。「いい加減なこと書いたらマズイかな」と少し思いましたが、それは「公共性」ではなく、「共同性」の論理ですね。こんな感じでやっていこうと思います。
 前に書いた『戦争が遺したもの』読み終えました。面白かったし、鶴見さんはやはりたいした人だなと思いましたが、ジェンダーについてはもう一歩かな、と思った次第です。もちろん、別にあからさまに反フェミニズム、反ジェンダー的な発言が繰り出される、というわけではありません。でも、やっぱり女性(妻)は「内助の功」的であったし、そのことを「内助の功」として評価しているような印象を受けました。それにしても、小熊さんも上野さんも、鋭いツッコミで、読んでいるこっちの方がひやひやするところも多かったです。それがこの本の面白さをもたらしているわけですけれども。
 明日は(かなり!)早朝から東京出張。ちゃんと起きれるのだろうか?