編者大矢根聡先生から、『戦後日本外交からみる国際関係――歴史と理論をつなぐ視座』(ミネルヴァ書房、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。それにしても、ここ数年でどれだけの編著を出されているのかと驚きます。
頂きもの
1)共編者の一人である日暮雅夫先生から、マーティン・ジェイ/日暮雅夫共編『アメリカ批判理論――新自由主義への応答』(晃洋書房、2021年)を頂いていました。どうもありがとうございました。日本用に独自に編集された論集です。
- 作者:マーティン・ジェイ,日暮 雅夫,チャールズ・プリュシック,ナンシー・フレイザー,ウェンディ・ブラウン,ピーター・E・ゴードン,マックス・ペンスキー,ロバート・カウフマン
- 発売日: 2021/03/15
- メディア: 単行本
よくわかる政治思想 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ)
- 発売日: 2021/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
頂きもの
この間の頂きものの一部をご紹介します。
1)著者の網谷龍介さんから『計画なき調整――戦後西ドイツ政治経済体制と経済民主化構想』(東京大学出版会、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。1996年の「助手論文」を内容を発展させての刊行ということです。
- 作者:網谷 龍介
- 発売日: 2021/02/22
- メディア: 単行本
- 作者:マイケル・フリーデン
- 発売日: 2021/03/12
- メディア: 文庫
4)著者(編者)の一人の山岡龍一先生から、松原隆一郎・山岡龍一『社会と産業の倫理』(放送大学教育振興会/NHK出版、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。
5)著者の橋本努先生から、『自由原理――来るべき福祉国家の理念』(岩波書店、2021年)を頂きました。どうもありがとうございます。- 作者:橋本 努
- 発売日: 2021/02/18
- メディア: 単行本
共編著『ハーバーマスを読む』刊行
11月に、加藤哲理さんとの共編で『ハーバーマスを読む』(ナカニシヤ出版、2020年)を刊行しました。前半(第1部)はハーバーマスの思想における重要トピックを、後半(第2部)はハーバーマスが向き合った諸思想との関係を、それぞれ論じています。トピックも寄稿者も、「ハーバーマスならば、これ(この人)」というもの(人)から、やや意外に思われるもの(人)まで、多彩になっていると思います。目次は、下記をご覧ください。
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b544314.html
翻訳書『正義と差異の政治』刊行
この度、飯田文雄先生、苅田真司先生、河村真実さん、山田祥子さんとの共訳で、アイリス・マリオン・ヤング『正義と差異の政治』(法政大学出版局、2020年)を刊行しました。原著は、1989年に刊行された、Iris Marion Young, Justice and the Politics of Difference, Princeton University Press です。この本、『正義と差異の政治』は、特に1970年代以降に主流となった現代のリベラリズム・正義論が、文化やジェンダーなどの「差異」の問題の考慮において不十分であることを鋭く指摘した著作として、政治理論・政治哲学における「現代の古典」と言ってもよい地位を占める著作だと思います。翻訳プロジェクトが始まってから、かなりの時間が経ってしまいましたが、何とかこの重要な本の翻訳を刊行できたことを、喜びたいと思っています。
- 作者:ヤング,アイリス・マリオン
- 発売日: 2020/09/28
- メディア: 単行本
Justice and the Politics of Difference
- 作者:Young, Iris Marion
- 発売日: 2011/08/22
- メディア: ペーパーバック
- 作者:アイリス・マリオン・ヤング
- 発売日: 2014/06/26
- メディア: 単行本
- 作者:スーザン・M.オーキン
- 発売日: 2013/05/31
- メディア: 単行本
秩序を乱す女たち?: 政治理論とフェミニズム (サピエンティア)
- 作者:キャロル ペイトマン
- 発売日: 2014/07/03
- メディア: 単行本
- 作者:キャロル・ペイトマン
- 発売日: 2017/03/29
- メディア: 単行本