頂きもの

 訳者の角谷快彦さんから、E・M・フィリップス/D・S・ピュー(角谷訳)『博士号のとり方――学生時と指導教員のための実践ハンドブック[第6版]』名古屋大学出版会、2018年、を頂いていました。どうもありがとうございます。この本の以前の版は、別の出版社から出版されていましたが、今回は名大出版会からの出版です。以前の版については、このブログでも紹介したことがありますが、大学院生だけではなく、院生を指導する教員・研究者にとっても非常に示唆的なことが書かれている本です。

博士号のとり方[第6版]―学生と指導教員のための実践ハンドブック―

博士号のとり方[第6版]―学生と指導教員のための実践ハンドブック―

  • 作者: E・M・フィリップス,D・S・ピュー,角谷快彦
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 2018/10/17
  • メディア: 単行本
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頂きもの

原田徹先生から、『EUにおける政策過程と行政官僚制』晃洋書房、2018年、を頂いておりました。どうもありがとうございます。ご紹介が遅れてしまい、大変失礼しました。

EUにおける政策過程と行政官僚制 (ガバナンスと評価4)

EUにおける政策過程と行政官僚制 (ガバナンスと評価4)

お買いもの

この間に買っていた本の一部を再び。結構出てきますね。最近さぼっていたのがよくわかります(苦笑)。

デューイ著作集4 哲学4 確実性の探求: 知識と行為の関係についての研究

デューイ著作集4 哲学4 確実性の探求: 知識と行為の関係についての研究

何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成

何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成

欧州ポピュリズム (ちくま新書)

欧州ポピュリズム (ちくま新書)

家族・地域のなかの女性と労働――共稼ぎ労働文化のもとで

家族・地域のなかの女性と労働――共稼ぎ労働文化のもとで

崩れる政治を立て直す 21世紀の日本行政改革論 (講談社現代新書)

崩れる政治を立て直す 21世紀の日本行政改革論 (講談社現代新書)

実在とは何か マヨラナの失踪 (講談社選書メチエ)

実在とは何か マヨラナの失踪 (講談社選書メチエ)

世界 2018年 10 月号 [雑誌]

世界 2018年 10 月号 [雑誌]

思想 2018年 09 月号 [雑誌]

思想 2018年 09 月号 [雑誌]

市場って何だろう (ちくまプリマー新書)

市場って何だろう (ちくまプリマー新書)

正義とは何か-現代政治哲学の6つの視点 (中公新書)

正義とは何か-現代政治哲学の6つの視点 (中公新書)

日本思想史の名著30 (ちくま新書)

日本思想史の名著30 (ちくま新書)

Anti-Pluralism: The Populist Threat to Liberal Democracy (Politics and Culture)

Anti-Pluralism: The Populist Threat to Liberal Democracy (Politics and Culture)

Why Bother With Elections?

Why Bother With Elections?

頂きもの

1)寄稿者の工藤郁子さんから、山本龍彦編著『AIと憲法』(日本経済新聞出版社、2018年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。ご紹介が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。工藤さんは、「AIと選挙制度」の章を執筆されています。

AIと憲法

AIと憲法

2)加藤雅俊さんから、雑誌『法学セミナー』776号(2018年11月号)を頂きました。特集が「諫早湾干拓紛争の諸問題――法学と政治学からの分析」で、加藤さんは「諫早湾干拓紛争からみる紛争処理システムとしての司法制度の意義と限界――政治学の立場から」を寄稿されています。どうもありがとうございます。
法学セミナー 2018年 11 月号 [雑誌]

法学セミナー 2018年 11 月号 [雑誌]

お買いもの

この間(いつから?)買った本のいくつかです。

現代日本の政党政治 -- 選挙制度改革は何をもたらしたのか

現代日本の政党政治 -- 選挙制度改革は何をもたらしたのか

ルイ・アルチュセール――行方不明者の哲学 (岩波新書)

ルイ・アルチュセール――行方不明者の哲学 (岩波新書)

For a Left Populism

For a Left Populism

民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道

民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道

  • 作者: スティーブン・レビツキー,ダニエル・ジブラット,池上彰,濱野大道
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 単行本
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↑『民主主義の死に方』。これはなかなか面白い本でした。
「右翼」の戦後史 (講談社現代新書)

「右翼」の戦後史 (講談社現代新書)

↑『「右翼」の戦後史』。これも面白い本でした。安田さんのは、『ネットと愛国』もよかったですね。
[決定版]ナチスのキッチン: 「食べること」の環境史

[決定版]ナチスのキッチン: 「食べること」の環境史

↑これは、名古屋丸善で開催された版元の直販市的なもので購入。
共和国のSさんに初めてお目にかかりました。
まじめに生きるって損ですか?

まじめに生きるって損ですか?

↑同じく。
戦う姫、働く少女 (POSSE叢書 Vol.3)

戦う姫、働く少女 (POSSE叢書 Vol.3)

↑こちらも同じく。
現代日本社会の権力構造

現代日本社会の権力構造

  • 作者: 浅野正彦,ジル・スティール,マリー・トーステン,キャサリン・テグマイヤー・パク,武田宏子,秋吉美都,グレゴリー・プール,中村真由美,小笠原祐子,今井順,グラシア・ファーラー,池田謙一,竹本圭祐,グレゴリー・W・ノーブル,デニス・パターソン,ヒジノ・ケン・ビクターレオナルド
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2018/10/03
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
社会的世界の制作: 人間文明の構造

社会的世界の制作: 人間文明の構造

沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち

政治の衰退 上 フランス革命から民主主義の未来へ

政治の衰退 上 フランス革命から民主主義の未来へ

情報生産者になる (ちくま新書)

情報生産者になる (ちくま新書)

文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)

文系と理系はなぜ分かれたのか (星海社新書)

公開ゼミ「『くじ引き民主主義』について考える」

 今年度の名古屋大学ホームカミングデイの法学部企画の一つとして、公開ゼミ「『くじ引き民主主義』を考える」を開催しますので、ご案内します。


・日時:2018年10月20日(土)13時~14時30分
・会場:名古屋大学アジア法交流館2階カンファレンスルーム
   (法学部棟の南側にできた新しい建物です)
・内容:「くじ引き民主主義」をテーマに、ゼミ生があらかじめ簡単な文章を読んできて、コメントペーパーを提出します。それをもとに、グループ討論、全体討論を行います。見に来ていただいた方も、希望により討論に参加していただくことができます(参観だけでも、もちろん構いません)。


 「公開ゼミ」といっても、特別なことを行うわけではありません。基本的に「普段のゼミ」の姿を、来学者のみなさまというものです。
 特に、ゼミや学部の卒業生の方、久しぶりに「大学のゼミ」が見たくなったら、ぜひお越しください。現役・卒業学生の保護者の方、名古屋大学受験を考えている高校生の方なども、歓迎です。

 

推薦文を書きました

 この度刊行の、Nicole Curato, Marit Hammond, and John Min, Power in Deliberative Democracy: Norms, Forums, Systems, Palgrave, 2018, に推薦文(endorsement)を寄せました。下記リンク先から読むことができます。
www.palgrave.com

 私以外の執筆者は、Simone Chambers, Rainer Forst, Carolyn Hendriksと、熟議民主主義研究をリードする研究者ばかりで、小さなスペースとはいえ「場違い感」もかなりあります。でも、本当に貴重な機会をいただきました。著者のみなさん、特にニコル・クラートのご厚意に感謝します。

Power in Deliberative Democracy: Norms, Forums, Systems (Political Philosophy and Public Purpose)

Power in Deliberative Democracy: Norms, Forums, Systems (Political Philosophy and Public Purpose)

 もちろん、本書は、熟議民主主義研究の到達点を踏まえて書かれたもので、内容的にもお勧めです。
[追記]当初、「裏表紙に書いてある」と書きましたが、現物が届いてみると、裏表紙に私の文章はありませんでした。スペースの問題かもしれません(他の方の文章も、一部だけ抜粋です)。ちょっと残念ですが、上記のリンク先にはちゃんと掲載されています。