頂きもの

この間の頂きものです。みなさま、どうもありがとうございます!
1)古田拓也さんから『ロバート・フィルマーの政治思想』岩波書店、を頂いています。博士論文を修正されたものです。

ロバート・フィルマーの政治思想――ロックが否定した王権神授説

ロバート・フィルマーの政治思想――ロックが否定した王権神授説

2)水島治郎さんから、谷口将紀・水島治郎編著『ポピュリズムの本質』中央公論新社、を頂いています。
ポピュリズムの本質-「政治的疎外」を克服できるか (単行本)

ポピュリズムの本質-「政治的疎外」を克服できるか (単行本)

3)水島さんからはもう一冊。こちらは、寄稿者の松尾秀哉さんからもいただいています。水島治郎・君塚直隆編著『現代世界の陛下たち』ミネルヴァ書房。
現代世界の陛下たち:デモクラシーと王室・皇室

現代世界の陛下たち:デモクラシーと王室・皇室

4)新川敏光先生からは、『田中角栄』ミネルヴァ書房、を頂いています。「新川宣セガ田中角栄?」とやや意外には思えるのですが、ご本人としてはそうでもなかったのかもしれません(「あとがき」に執筆の経緯が書かれています)。
田中角栄:同心円でいこう (ミネルヴァ日本評伝選)

田中角栄:同心円でいこう (ミネルヴァ日本評伝選)

5)訳者の野口雅弘さんからは、マックス・ウェーバー(野口雅弘訳)『仕事としての学問 仕事としての政治』講談社現代文庫、を頂いております。『職業としての学問』『職業としての政治』を、あえてタイトルから新訳したという挑戦的な翻訳書です。
仕事としての学問 仕事としての政治 (講談社学術文庫)

仕事としての学問 仕事としての政治 (講談社学術文庫)

6)千田航さんからは、『フランスにおける雇用と子育ての「自由選択」』ミネルヴァ書房、を頂きました。どうもありがとうございます。こちらも、博士論文を加筆修正されたものです。7)東京大学社会科学研究所からということで、東大社研・玄田有史・有田伸編『危機対応学』勁草書房、を頂きました。かつて「希望学」に少しだけ関わらせていただいた者としては、少し懐かしい気持ちもします。
危機対応学: 明日の災害に備えるために

危機対応学: 明日の災害に備えるために

頂きもの

ご紹介が遅れてしまいましたが、同僚の愛敬浩二さんから、坂口正二郎・愛敬浩二・青井未帆編『憲法改正をよく考える』日本評論社、2018年、を頂いていたのでした。どうもありがとうございます。

憲法改正をよく考える Taking Constitution Seriously

憲法改正をよく考える Taking Constitution Seriously

お買いもの

またまたお買いものの一部。

Deliberative Democracy and Social Movements: Transition Initiatives in the Public Sphere

Deliberative Democracy and Social Movements: Transition Initiatives in the Public Sphere

↑ペーパーバック版が刊行。著者のアンドレアとは、ANU滞在時の知り合い。最近、頭角を現しつつあるようですね。
Against Democracy

Against Democracy

↑以前にペーパーバック版を買っていたものの、秋学期の大学院ゼミテキストにしたので、この際ハードカバー版も購入。
ダルク 回復する依存者たち――その実践と多様な回復支援

ダルク 回復する依存者たち――その実践と多様な回復支援

意識と自己 (講談社学術文庫)

意識と自己 (講談社学術文庫)

社会学的方法の規準 (講談社学術文庫)

社会学的方法の規準 (講談社学術文庫)

対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

お買いもの

最近のお買いものの一部。

Deliberative Systems in Theory and Practice

Deliberative Systems in Theory and Practice

Critical Policy Studiesの熟議システム論特集を書籍化したもの。ようやく届く。基本的に雑誌論文を(本当に)そのまま書籍に移したという体裁になっている。
How Democracy Ends

How Democracy Ends

タイトルに魅かれて購入。How Democracies Dieという本もあり、最近の傾向か。

中部政治学会2018年度研究会のご案内

 下記の要領で、中部政治学会2018年度研究会を開催します。

● 日時:2018年7月28日(土)14:00~17:00

● 会場:名古屋大学法学研究科本館1階会議室(212室)
http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/index.html
 (上記地図のC4④の建物内です)
 ※休日のため、法学部正面玄関からのみ入館いただけます。

● 報告
 1)森山花鈴(南山大学)「自殺対策の政策過程」
 2) 百木漠(立命館大学)「アーレントにおける労働と仕事の思想」

● 参加費:無料

※終了後、大学近辺で懇親会を開催します。

※当日の飛び入り参加も歓迎いたしますが、資料準備や懇親会等の関係上、ご参加予定の方はできれば、事務局(chubuseiji[at]gmail.com)までご連絡ください。


報告者の百木さんは、最近以下の本を刊行されています。

アーレントのマルクス: 労働と全体主義

アーレントのマルクス: 労働と全体主義

世界政治学会(IPSA)

 もうすぐ、オーストラリア・ブリスベンで開催される、世界政治学会の2018年度大会に出かけます。僕は、下記のリンク先の「Beyond Talk」をテーマにした熟議民主主義関係のパネルで報告します。
Beyond Talk: The Role of Non-verbal Communication in Deliberative Democracy | IPSA
John Parkinson, Carolyn Hendriks, Selen Ercan, Nicole Curato, Ricardo Mendoncaなど、かつてのキャンベラでの在外研究時に、あるいはそれをきっかけとして出会ったり知り合いになったりした人たちと一緒のパネルです。僕にとっては大変貴重な機会ですし、彼ら・彼女たちと会えるのも本当に楽しみなのですが、ようやくなんとか準備した報告ペーパーの中身は、決して十分なものとはいえず、その意味ではちょっと(かなり)戦々恐々です。
 でも、頑張ります!

頂きもの

1)北田暁大さんから『終わらない「失われた20年」――嗤う日本の「ナショナリズム」その後』筑摩書房、2018年、を頂いておりました。どうもありがとうございます。副題のもととなった『嗤う日本の「ナショナリズム」』刊行後の時事評論的な論考やインタビューをまとめられたものです。共著の『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』とセットで読むとよいと思います。

終わらない「失われた20年」 (筑摩選書)

終わらない「失われた20年」 (筑摩選書)

2)砂原庸介さんから『新築がお好きですか?――日本における住宅と政治』ミネルヴァ書房、2018年、を頂きました。どうもありがとうございます。元々はミネルヴァの小冊子の連載ということですが、おそらくは(日本の)政治学者があまり扱ってこなかったテーマを取り扱った貴重な著作と思います。
新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める)

新築がお好きですか?:日本における住宅と政治 (叢書・知を究める)