論文出た

 自宅に戻ると、日本政治学会編『年報政治学2008-2 国家と社会:統合と連帯の政治学』(木鐸社が届きました。
http://www.bokutakusha.com/announcement/announce-08.html#link5
僕は、「フェミニズムと国家理論――『国家の復興』とその後」という論文を寄稿しています。
木鐸社サイトより、目次は以下の通り。


はじめに 杉田 敦
<特集論文>
・労働の再定義−現代フランス福祉国家論における国家・市場・社会− 田中拓道
ハイエクの民主政治論における懐疑と失望−トクヴィルとの比較の観点から−
山中 優
・結社と民主政治−アソシエーションから政治は生まれるのか− 早川 誠
・ポスト植民地主義期における社会と国家−現代フランス政治における移民問題を手がかりに− 大中一彌
社会党はなぜ,構造改革を採用できなかったのか?−歴史的・政治的意味の再考−
木下真志
フェミニズムと国家理論−「国家の復興」とその後− 田村哲樹

<公募論文>
・「制度」と「人心」−田口卯吉『日本開化小史』の秩序像−河野有理
・途上国の金融改革のペースを決定する政治的要因 大森佐和
・党首選出過程の民主化自民党民主党の比較検討− 上神貴佳
・軍部大臣文官制の再検討−1920年代の陸軍と統帥権− 森 靖夫
・J.ロックにおけるプライドと市民社会(文明社会)−『教育に関する考察』を中心として− 中神由美子
・政治的知識と投票行動−「条件付け効果」の分析− 今井亮佑
・『危機の二十年』(1939)の国際政治観−パシフィズムとの共鳴− 三牧聖子


2007年度書評 書評委員会


 今回の年報は、
1)公募論文数が多い。恐らく過去最多では?
2)「書評」が1〜2点を取り上げる形式になって、書評らしくなった。


ことが特徴です。