院ゼミ

 昨日は大学院ゼミ。テキストは、中野剛充『テイラーのコミュニタリアニズム』(勁草書房、2007年)。

テイラーのコミュニタリアニズム

テイラーのコミュニタリアニズム

 以前に読んだ時よりも、興味深く読めました…というか、よく理解できました。
 ちなみに、先日紹介の雑誌『政治思想研究』に、飯田文雄先生による同書の書評が載っています。2000年代の研究水準で見た場合に、多文化主義についてより検討すべき論点があるのではないのか、というのが批判点です(もちろん、「批判」だけ行なわれているわけではありません。念のため。)。