ワークショップ

 昨日、国際ワークショップDefining Deliberative and Non-deliberative in Contemporary Democratic Theoryを開催しました。僕自身が英語でのこういう企画を取り仕切るのは初めてで、報告者の皆さんはよく知っている方々ばかりとはいえどうなることかと思っていましたが、それなりに充実した会になったと思います。名古屋圏の方々以外に、東京方面から4名、関西方面から1名の研究者にもお越しいただきました。ありがとうございました。
 僕自身の報告は、deliberative culture論に関するものでした。これは、近年の熟議民主主義研究で盛んになりつつあるテーマの一つなのですが、どう扱えばよいのか、なかなか難しいテーマでもあります。ただ、このテーマで英語である文章を書かなければならないことになっており、そのための予備作業として報告をしたということでした。
 やってみて思ったのは、政治理論関係の分野でも、英語で行うこうしたワークショップや会議がもう少し行われてもよいのでは、ということでした。善し悪しは別として、何かと英語での研究発表が求められる時代ですから。