公共政策学会

 週末は、日本公共政策学会に出席し、分科会「日本における男女平等の現状と課題――『女性の力』を考える」で討論者を務めました。
 討論というのは難しいなとあらためて実感し、また反省しております。3人の発表者の先生方の分野・バックグランドの多様性を反映して、報告内容もかなり多様だったので、こちらの方である程度枠組みを作ってしまってそれに合わせて整理しようという意図でした。しかし、僕の話しの構成の仕方の問題に加えて(もう少し「枠組み」の説明の中で各報告に言及するべきでした)、もっと「それぞれの報告内容から浮かび上がってくる枠組み(あるいは議論の構図)」という形で整理することが出来たはずだと思います。そのことに思い至ったのは、ようやく、自宅最寄りの駅を出たあたりでのことでした(苦笑)。
 まあ、「もうちょっとこうすればよかった(できたはずなのに)」とは、何かを話した時にはいつも思うことであり、それによって次回に向けて改善できるはずだ、と思っておくことにします。