読書・ウォルドロン 1999=2003

執筆中の某原稿の都合で、ジェレミー・ウォルドロン(長谷部・愛敬・谷口訳)『立法の復権岩波書店、2003年(原書は1999年)を1,2,6章を割ときちんと、真ん中の部分はざっと流し読み。

立法の復権―議会主義の政治哲学―

立法の復権―議会主義の政治哲学―

内容は、タイトルの通り、司法府(法)ではなく立法府(政治)というものを正当に評価し直そうというもの。「正義の状況」ならぬ「政治の状況」の話も出てきている。長らく積読だったこの本だけど、僕の今の関心にあっているのか、興味深い本だった。翻訳もなかなかに読みやすい。