Hansen 2010

Allan Dreyer Hansen (2010) "Dangerous Dogs, Constructivism and Normativity: The Implications of Radical Constructivism," Distinktion, No. 20, 2010, pp. 93-107, を再読。
再読して、だいぶ議論の趣旨がわかった。
「理論」(構築主義とか本質主義とか)と、特定の倫理との間には必然的なリンクはないという指摘、その上で、構築主義の発想と親和的な「倫理」(あるいは「規範性」)との接合を考えるべきという指摘は、面白かった。
ただ、そういう倫理/規範性として「民主化エートス」を持ってくるところで止まってよいのだろうか、いや、それで議論をストップさせることができるのだろうか、というモヤモヤとした感覚が残っている。
その辺をさらに自分で展開せよ、ということか。。。