Philosophy of Social Inquiry

 こちらに来てから、研究会的なセミナーにはいくつか顔を出していますが、いわゆるコースワーク的なものには出席していませんでした。
 なのですが、3月にJohn DryzekとKeith Dowdingの二人が3日間の集中講義形態で、Philosophy of Social Inquiryという、PhD院生のためのコースを行うということで、それにオブザーバー的に出席させてもらうことにしました。
 内容的には、博士論文を書くとはどういうことかみたいな話から始まり、リサーチ・デザイン、各種研究方法論やアプローチを扱っていくようです。内容に、normative theoryやらcritical theories、認識論と存在論といったテーマも含まれているのが、「らしい」と言えるかもしれません。
 今後の日本での自分の研究や院生の指導にも、きっと役に立つだろうと思います。
 しかし、たった3日間とはいえ、9時〜17時まで。子どもの送り迎えがあるので(もちろん弁当づくりも)、ちょっと大変です。また協力をお願いすることになるでしょうね。