車の保険と大使館

車の保険に加入してきました。
 保険に加入といっても、日本の自賠責保険に相当する部分は車の登録registrationとともに行います。対人関係は全てこれで処理するようです(任意保険必要なし)。これは、3か月分は中古車屋がサービスしてくれました。3ヶ月後に、それ以降の支払いを行わないといけません。
 registrationの手続きそのものも、普通は自分でやるようですが、僕の場合は、中古車屋が代行してくれました。ただ、そのために必要な書類は持っていきました。「必要な書類」というのは、ちゃんと居住していることを証明する書類で、家の賃貸契約書と電気代の領収書と両方持っていきましたが、後者でよい、ということでした。ちなみに、ビザの申請時にも思いましたが、電気代やガス代の領収書というのが、少なくともオーストラリアでは、「その住所における実質的に生活していることの証明」として結構重視されているようです。
 中古車屋で、registrationの手続きと最終チェックをやってもらっている間に、物損用の(対物)保険の申し込みに行きました。保険会社ももちろんありますが、僕の場合は、銀行提供の保険にしました。いや、特に銀行がお勧めという理由があるわけではありませんが。
 対物の保険は、大まかには二つに分かれているようです。Comprehensiveというのは、相手だけではなく、自分の車にも保険が効きます。特に、自分の車が火事や盗難そのたの様々なアクシデントに遭った時にも対応するようです。これに対して、Third Party Property Damageというのは基本的に相手のものの補償だけです。僕の行った銀行では、後者に、火事と盗難の際の自分の車の補償を含めた、Third Party Property Damage,Fire and Theftというのもありましたが、これは、それなりに高級な車しか対象ではないとのことでした。
 保険料は、当然、Comprehensiveの方が高いです。3倍近かったように思います。もっとも、保険料は、運転歴が良好になるにつれて、安くなっていくようですが(僕はオーストラリアでは完全に「初心者」ということになります)。
 で、同行してくれたKさんともちょっと考えたのですが、結局ケチって、third partyの方にしました。まあ、安全運転を心がけましょう。盗難はどうしようもないですが、盗まれるのは、高級車とかなり古い中古車の両極であろうと信じておきます・・・。
 その後、日本大使館に行き、遅ればせの在留届とともに(もっと早く出しましょう(苦笑))、運転免許証の英訳文書作成を依頼しました。
 僕は国際免許証を持ってきましたが、有効期間が一年間なので、こちらの免許も取得しようかなと思っています。その際に、日本の免許の英訳が必要なんだとか。ちなみに、日本の免許を持っていれば、申請すれば、こちらの免許証をわりと容易に取れるのだそうです。ただし、5の倍数の年齢で更新なので、来年40歳の僕としては、ちょっと運が悪いのですが・・・。
 なぜ英訳を作るのかというと、日本の運転免許証と公式の英文翻訳(ACTでは大使館他いくつかの機関によるものと定められている)があれば、運転ができるからです。
 ACTでの外国免許での運転については、以下に説明があります。
http://www.rego.act.gov.au/licensing/licenceoverseas.htm
 もっとも、国際免許証も持っているので、「運転」だけならば、英訳も必要ないのですが、英訳文書は、こちらの免許証の取得にも必要だそうなので、そのこともちょっと考えて作ることにしました。
 こちらでの免許証は、住所等も記載されるので、IDとして結構重宝するとのことなので。
 ただ、5の倍数の年齢ごとに更新らしく、現在、39歳の僕の場合、ちょっとタイミングが悪いという問題はあります。すぐ更新手続きをしなければならないので・・・。
 なお、大使館では、「キャンベラ補習授業校(補習校)」という、土曜日に行われている日本人生徒のための学校の資料ももらってきました。要するに、週一回の日本人学校ということです。これの存在はもちろん知っていましたが、実際に入学させるかどうかは、まだ検討中です。土曜日も朝から連れていくのも大変だしなあ、とか思ったり。すみません、親の事情ですが、でも、平日も毎日送迎しなくちゃいけないので、ちょっと(かなり?)深刻な問題です。


 夕方、ご近所に数カ月の短期でお越しの日本の某先生のパートナーの方とお子さんにお会いし、小学校事情について少々情報収集。気がつけば、子どもがやってくるまであと一か月。小学校の開始は2月からですが、送迎や食事作りなど、それはそれでなかなかハードな日々がやってきます。
 考えてみると、毎日、送迎も食事も全部やる・・・というようなことは、育休中の一ヶ月間しかやったことがありません。う〜む、大丈夫なのか自分・・・という気はかなりするわけですが、これも修行のうち、効率的なご飯の作りかたを考えましょう。何とかなるでしょう、たぶん・・・。