クルマを購入した帰りに、Lynehamというサバーブ(僕の住んでいるところの北隣)のショップスでカフェで食事をしました。ここはANUの人も多く訪れるらしいです。
その後、その隣の古書店に。ここは結構品揃えがあり、面白かったです。
次の2冊を購入しました。
- 作者: Sylvia Walby
- 出版社/メーカー: John Wiley & Sons
- 発売日: 1991/01/08
- メディア: ペーパーバック
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The Origins of Virtue: Human Instincts and the Evolution of Cooperation
- 作者: Matt Ridley
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: マットリドレー,岸由二,Matt Ridley,古川奈々子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
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ところで、オーストラリアでは、研究者もあまり(というのは日本の感覚と比較して)本を買わないとか。本だけでなくて、ドクター以上になると研究に必要なものは、大学で供給されるものを利用する、という感覚のようです。
しかも、本についてもそんなに複写をしているわけでもないとか。中には、電子ブックでハードディスクに収められているから、という人もいるかもしれませんけれども。
まあ、それはそれで何となくわかりますし、本についても、日本人研究者があまりにたくさん本を持っていることに外国人研究者が驚くとか、その理由として日本の研究費や図書館の貧困が指摘されたりとかいうこともあるように思います。
ただ、図書館の本だって、こちらだって同じものが何冊もあるわけではないわけですし(いやアメリカとかでは違うかもしれませんが)、単純に、インフラの問題だけではないのでは、という気もします。
全くの思いつきですが、日本では、本の所有そのものを一種の財産なり知識の象徴と見なす傾向が強いのかもしれませんね。