今知ったのだけど

 Journal of Political PhilosophyとJournal of Theoretical Politicsは、ANUが元々主宰している雑誌みたいですね(他にも、Australian Journal of Political Scienceとかもそうみたいですが(読んだことないけど))。
 なんとなく、政治思想系のジャーナルの中では、Journal of Political Philosophyが割と「肌が合う」気がしていた僕としては(ランキングは知りませんが)、やっぱりここにきてよかったのでしょうね。
 いったん立ち上げると、その大学に特段のプライオリティがあるわけではないのでしょうけどもね。
 全然知りませんでしたが、まあそれも、いかにこれまでドメスティックに思考していたかの現れかもしれません。
 とりあえず、誰でも投稿資格ありにして、(学外者を含む)エディトリアル・ボードとレビュー・システムを作って、運営費用を確保すれば、形式的には、「紀要」から「ジャーナル」になるのでしょう。英文もウェルカムとするならば、外国人研究者も、エディトリアル・ボードに入れるべきなのでしょうね(もうやっているところもあるでしょうけども)。
 もちろん、これには、お金と手間が大変なわけで、もっと研究に専念できる環境を作らないと無理でしょう。でも、本当に世界的な研究拠点をつくるとかいうことであれば、頻繁にシンポジウムをやるのではなくて、日常的な活動は地味で何もやっていないように見えるけれど、publicationを通じて、しっかりと世界とつながっているのでなければ、ダメでしょうね。