読書

そんなわけで、村上春樹はいまだ読んでいないがw、『思想地図』のいくつかは読んでしまう。

NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ

NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ

原武史を交えた鼎談がやっぱり面白くて、ついつい読んでしまった次第。鉄道と団地というのは、どうも気になってしまうらしい。
東急の戦略をめぐるいろいろな話は、それだけで素直に面白いし。
まじめな話(?)をすると、団地と革新勢力の関係についても、大いに興味深いというか、実感にかなうところがある。
あとは、鈴木謙介氏の論考。アーキテクチャの見方については、僕も同じようなことを「感じて」いるように思う。でも、まだこれから。これも何とかなるのかなあ・・・。

もう一つ、仲正氏のアレントの新書も、数十ページ読む。
今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

アレント研究者がどう思うのかはわからないけど)仲正さんの(最近の?)スタンスがよく反映されているのと、答えの出ない「政治」を擁護しているあたりで、興味深く読んでいる。