年報政治学2008年第2号

 年報政治学2008年第2号が届きました。特集は、「政府間ガバナンスの変容」。目次は木鐸社さんのホームページをご覧ください(リンクしてません。すみません)。

政府間ガバナンスの変容 (年報政治学)

政府間ガバナンスの変容 (年報政治学)

 ちなみに、「学界展望」の「政治学・政治理論」の項目を執筆しています。7年ぶりくらいに担当させていただきました。なかなか次数制限が厳しくて、単なる羅列的文献リストにならないようにするのは大変ですが、努力はしました。
 ところで、書いているときから気になっていたのですが、内容にちょっと誤解が生じるかもしれません。文章を読むと、特定のタイプの研究を推奨しているように見えるかもしれないのですが、僕としては、そうではなくて、「様々なタイプの研究があっていい」ということを強調するために書いたつもりです。まあ、しかし、書くことの専門家としては書いた「つもり」ではダメなわけで、きちんと伝わるようにしないといけなかった…といわれればそのとおりではありますm(_ _)m 
それにしても、すっかり公募論文が増えました。個人的な意見としては、この様子だと、1)「特集」をもっと簡素化する、2)会費を増額して編集上の余裕を増やす、3)発行回数を増やす、のいずれかを実施したほうがよいように思います。僕自身は、2)がよいと思いますけど。