読書

実家にあったので、飛ばし読み。60年代から70年代にかけての民青系の学生運動の当事者たちの往復書簡の形態をとった、回顧的証言。なかなか面白かった。正確な表現は忘れてしまったので若干不正確かもしれないけれど、川上氏がその時代の若者たちの学生運動へのかかわり(とその後の「社会人」としての歩み)を、相反するのではなく、両者とも個人主義の表出として捉えているのが妙に印象的だった。

素描・1960年代

素描・1960年代

おくづけを見て、この著者が『査問』という本の著者であることを知った。以前に買ったはずなのだけれど、どこにあるだろうか・・・。