お買い物

 2冊は、超速攻で届きました。

Undoing Gender

Undoing Gender

The Psychic Life of Power: Theories in Subjection

The Psychic Life of Power: Theories in Subjection

うむむむ、バトラー(また)。サリー本は、とっても読みやすいんですけどね>おや痔さん
The Return of the Political (Radical Thinkers)

The Return of the Political (Radical Thinkers)

 Radical Thinkersシリーズの一冊として、新装版が出た模様。今までコピーしか持っていなかったので、この機会に購入。思えば、この本に最初に出会ったのは、M1の時。大学院の自主ゼミで、当時助手だったTさんの推薦で、この本を読み、当時の今よりもひどい英語力でも、わりと内容が理解できた「つもり」になり、それ以来、何となく愛着のある一冊です。
 この本で、ムフがリベラル・デモクラシーを前提として認めていることが、「ラディカルさ」に欠けるとしばしば指摘されます。しかし、今にして思えば、彼女の最大の問題関心は、マルクス主義の政治理論をどのように乗り越えるかということであったはずであり、そのことを念頭に置けば、(ポスト)マルクス主義政治理論がリベラル・デモクラシーの意義を認めたことの意味・意義の方が、より強調されるべきなのだと思います。
 このあたりが、ヨーロッパのニュー・レフト系の理論家たちの共通の問題関心だったはずで、理論史的には、その点をもう一度確認することも大事なことなのでしょうね。
Doing Research in Political Science: An Introduction to Comparative Methods and Statistics

Doing Research in Political Science: An Introduction to Comparative Methods and Statistics

 僕のところにも届きました。>myamadakgさん