とりとめもなく

 我が家の場合、毎朝の保育園への送りは僕の役割です。妻は大体7時過ぎには家を出て行きます。子どもは妻が出て行くときに起きていることも起きていないこともあります。といっても、次男のほうはたいてい寝ております。彼は、昼間はあんまり眠くならないくせに、朝はほっておくと9時くらいまで寝てます(今日は限りなくそれに近かった。。。)。
 妻が仕事に行った後は、食事とか、保育園に行く準備とか(トイレ、着替え、歯磨きなどなど)、食事の後片付けなどやります(後片付けは保育園に行った後のことも多い)。今日は、ご飯は昨日の残りを温め、味噌汁、目玉焼き、野菜とソーセージの炒めものを作りました。寝坊の次男は、起きるなり「アイスクリーム食べるう」(昨夜妻が買って帰ってきたが、次男は寝る直前だったので食べるの我慢していた)とのたまり、アイスを少々、炒め物を少々(といっても、主にソーセージ)だけ食べました。あとは、たまに、前日寝てしまって風呂に入りそびれた長男をお風呂に入れたりとか、アイロンをかけたりとか(アイロンは自分でしかやりませぬよ)、洗濯物を干したりします。でも、最近は、洗濯物干しやゴミ出しは結構妻がやっていることが多いような(とくに後者かな)……。
 僕はできるだけこの朝の時間を大事にしたいと思っていて、というのはこの時間が子どもたちと一緒の貴重な時間だからです。夜早く帰ってくればいいのですが、ついつい遅くなるので、せめて自分が朝の係である以上は、できるだけ一緒にいたいな、と思っているのです。朝早く行って、夜早く帰ってくればよい、というそれ自体誠にもっともなご指摘もあるかもしれませんが、それでも時間のあるときはできるだけ朝はゆっくりしていたいと思ってしまうのです。
 僕自身が保育園に行っていたころ、父親もそれなりに送り迎えに来てくれました。父親は研究者で、当時はまだのんびりしていたのでしょうけれども、迎えも割と早い時間のときも多かったようです。まだ、明るいうちに保育園近くのお城で遊んだりしたことを、回数がどのくらいあったのかわかりませんが、よく覚えています。何とかの連鎖とは申しませんが、そういう記憶は、現在の自分が行動する際のそれなりの指針となっているように思うのです。
 そういうわけで、我が身にも反省点は多々あることを承知で、そして父親がいないケースをあえて論の外に置いて、申し上げますが、もしも家族に父親がいる場合は、父親も子どもときちんと接する時間を持つべきでしょう。というか、そういう時間を持てるような生活スタイルが保障されるべきでしょう。
 とはいえ、毎朝、子どもを保育園に送り届けた後は、なんだかとっても疲れていることが多いのも事実です。特に寝不足の時は。おいしいコーヒーでも飲んで、何も考えずに一休みしたい気分です(実際には、家のアイスコーヒーか、カンコーヒーしか飲めない)。でも、とくに上の文章を読んだ方は「なんだ、それくらいしかしていないのか」と、思われたでしょう。実際、そのとおりなのですorz。一人であらゆることをやっていらっしゃる方に比べると、自分のやっていることなど、誠に些細なことに過ぎません。でも、それでも、やっぱり一休みしたい気分になるのです。
 でも、これってやっぱり、他の仕事との関係も大きいんでしょうね。そっちが、あんまり充実した気持ちできていないから、余計に一休みしたくなるのでしょう。