自由を耐え忍ぶ

自由を耐え忍ぶ

最近、国家の外国人部隊と民間の警備会社のことが話題になっているわけですが、この本には、「警備・安全保障や出入国管理」といった「国家主権の中心部」においてさえ、政府と私企業の利潤追求事業とは「より密接に癒着しつつある」こと、それゆえ古典的な意味での「公」と「私」の分離はもはや成り立たないことが論じられております。