共著刊行

というわけで、以前に少し紹介した、拙稿掲載の有賀誠・伊藤恭彦・松井暁編『ポスト・リベラリズムの対抗軸』(ナカニシヤ出版、2007年)を、あらためてご紹介。本屋に登場するのは、あと数日先?

ポスト・リベラリズムの対抗軸

ポスト・リベラリズムの対抗軸

目次は以下のとおり。

第1章「リベラリズムの普遍性をめぐる対抗:グレイとベイツ」(伊藤恭彦)
第2章「リバタリアニズムの左右対決:ノージック左派リバタリアン」(松井暁)
第3章「コミュニタリアニズムの政策論:エッチオーニとガルストン」(坂口緑)
第4章「現代のコミュニズムをめぐる係争:ネグリジジェク」(向山恭一)
第5章「熟議民主主義の進化:J・ハーバーマスとJ・ドライゼック」(山崎望)
第6章「『アーキテクチャ』の問い直しと民主主義:レッシグとアンガー」(有賀誠)
第7章「ポストモダン的思考を超えて:アガンベンとデュットマン」(竹島博之)
第8章「グローバルな正義をめぐる対抗:センとポッゲ」(神島裕子)
第9章「多文化共生社会の二つの構想:ミラーとヤング」(施 光恒)
第10章「フェミニズムにおける『政治』像をめぐる対抗:オーキンとバトラーとヤング」(田村哲樹
第11章「『ケアの倫理』と『正義の倫理』をめぐる対立の諸相:ギリガンとキッテイ」(樋口明彦
第12章「環境をめぐる規範理論の対抗:シンガーとリーガンとキャリコット」(田上孝一