読書

信田さよ子『選ばれる男たち』講談社現代新書。読了。

選ばれる男たち―女たちの夢のゆくえ (講談社現代新書)

選ばれる男たち―女たちの夢のゆくえ (講談社現代新書)

最初のほうは、あんまりという感じだったけど、後半はよかった。
というか、こういう本はもう、泣けるというか息苦しいというか。
ちゃんと人の話を聞いて、受け止めて、話を返す、というごくごく当たり前のことが、いかに当たり前でないか、ということに尽きる。
信田さんの本とか、金子雅臣さんの本とか、男性はきちんと読んでるのかな。


あと、「アカデミック・ハラスメント」なんて言われると指導できない、という人がいるけど、でも、安富歩さんの本も示す通り、相手の言うことをきちんと聞いて、「学習」して、コメントを返すことさえできていれば、「ハラスメント」になど、ならないのではないかと。

ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書)

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壊れる男たち―セクハラはなぜ繰り返されるのか (岩波新書)

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