数日前だけど、以前にちょっと読んで止まったままになっていた、ジャック・ランシエール(松葉祥一訳)『民主主義への憎悪』インスクリプト、2008年、を読了。
- 作者: ジャック・ランシエール,松葉祥一
- 出版社/メーカー: インスクリプト
- 発売日: 2008/07/07
- メディア: 単行本
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したがって民主主義のプロセスは、論争を呼ぶ形で、普遍をたえず問題にしなければならない。民主主義のプロセスとは、このような永続的な再始動のプロセスであり、公的生活の永続的私化に抵抗する、様々な形の主体化や検証の機会を創案するプロセスである。(86頁)
次は、『不和あるいは了解なき了解』(インスクリプト、2005年)を読みたいが、ちょっとしばらくは無理だろうか。フェン・チャー/スザンヌ・ゲルラク編(藤本一勇・澤里岳史編訳)『デリダ――政治的なものの時代へ』(岩波書店、2012年)に、ランシエールの寄稿「デモクラシーは到来するべきものか?」が収められていると聞いたので、こちらから読むかもしれない。
- 作者: ジャック・ランシエール,松葉祥一,大森秀臣,藤江成夫
- 出版社/メーカー: インスクリプト
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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- 作者: フェン・チャー,スザンヌ・ゲルラク,藤本一勇,澤里岳史
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/01/18
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