1)川崎修先生より、『「政治的なるもの」の行方』(岩波書店、2010年)を頂きました。ありがとうございます。この20年間のアーレント論以外の「政治的なるもの」に関連する著者の原稿をまとめたものです。個人的には、とりわけ「「政治的なるもの」の変容」(←実は情報は得ていたものの、きちんと読んでない!)、「「現代思想」と政治学」あたりを、とりわけきちんと読み(読み直し)たいと思っています。
それから、「まえがき」で、名古屋大学での集中講義が、「こうした論集の可能性を思いつくきっかけ」となったと記されていて、大変うれしく思っています。
- 作者: 川崎修
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/07/28
- メディア: 単行本
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2)共著者の藤井篤先生より、高橋進編著『包摂と排除の比較政治学』(ミネルヴァ書房、2010年)を頂きました。どうもありがとうございます。藤井先生は、「住居をめぐる闘争――フランスにおけるホームレス問題」を執筆されています。とてもまとまりのある本であるように感じられました。
- 作者: 高橋進
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2010/03/01
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3)最後に、共著者の飯田健先生および松本俊太先生より、吉野孝・前嶋和弘編著『オバマ政権はアメリカをどのように変えたのか――支持連合・政策効果・中間選挙』(東信堂、2010年)を頂きました。どうもありがとうございます。
飯田先生は「オバマ支持連合の政策選好――政権運営へのインプリケーション」の章を、松本先生は「オバマ政権と連邦議会――100日と200日とその後」の章を、それぞれ執筆されています。オバマ政権についてきちんと理解するための機会を頂いたと思い、勉強させていただきます。
オバマ政権はアメリカをどのように変えたのか―支持連合・政策成果・中間選挙
- 作者: 吉野孝,前嶋和弘
- 出版社/メーカー: 東信堂
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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