読書

 ロザンヴァロンを読了。

連帯の新たなる哲学―福祉国家再考

連帯の新たなる哲学―福祉国家再考

 彼は、「労働を通じた連帯」の形成を求めているのだなあ、と実感。しかし、(彼の言う)「国民」であることと「働く人」であることとがなぜ同一になるのか、(彼の言う)民主主義の活性化が労働することとどこまで結びつくのかなど、疑問を感じるところではある。