お買いもの

della Porta and Rucht (eds.) Meeting Democracy: Power and Deliberation in Global Justice Movements, Cambridge UP, 2013が届く。高かったけど、買ってしまいました。

Meeting Democracy: Power and Deliberation in Global Justice Movements

Meeting Democracy: Power and Deliberation in Global Justice Movements

  • 作者: Donatella della Porta,Dieter Rucht
  • 出版社/メーカー: Cambridge University Press
  • 発売日: 2013/01/17
  • メディア: ハードカバー
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社会運動、とりわけグローバル・ジャスティス運動の組織内部での熟議を中心とした民主主義のありかたに焦点を当てた論文集です。社会運動と熟議民主主義の関係を考える時の一つの重要文献では、と思っているわけですが。
ちなみに、デラ・ポルタらのこのテーマに関する先行研究をも参照しつつ、EUにおけるデモクラシーの多様性を指摘する研究として、小川有美「EUが変える政治空間――『民主主義の赤字』か『民主主義の多様化』か」田村哲樹・堀江孝司編『模索する政治――代表制民主主義と福祉国家のゆくえ』ナカニシヤ出版、2011年、があります。
模索する政治 ―代表制民主主義と福祉国家のゆくえ―

模索する政治 ―代表制民主主義と福祉国家のゆくえ―

また、安藤丈将「社会運動は公共性を開く」齋藤純一編『公共性の政治理論』ナカニシヤ出版、2010年、にも言及があったと思いますが、今ちょっと確認できません。
公共性の政治理論

公共性の政治理論

デラ・ポルタらのひとつ前の論文集として、以下のものがあります(未見ですが)。どうやら、ペーパーバック版も近刊のようです。もう一つ、彼女自身の近刊著もメモ(前にもメモしましたが)。
Can Democracy Be Saved?: Participation, Deliberation and Social Movements

Can Democracy Be Saved?: Participation, Deliberation and Social Movements