頂きもの

1)編者の一人の外山文子さんから、外山文子・日下渉・伊賀司・見市健編『21世紀東南アジアの強権政治――「ストロングマン」時代の到来』(明石書店、2018年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。ご紹介が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
 最近、自由民主主義の再検討という問題関心の下、必ずしも「自由民主主義」とは言えない体制・政治への関心が強まっており(自分の中で)、勉強させていただきます。

21世紀東南アジアの強権政治――「ストロングマン」時代の到来

21世紀東南アジアの強権政治――「ストロングマン」時代の到来


2)寄稿者の西田敏宏先生から、伊藤之雄・中西寛編『日本政治史の中のリーダーたち――明治維新から敗戦後の秩序変容まで』(京都大学学術出版会、2018年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。西田さんは、「幣原喜重郎と国際協調――北京関税会議・北伐をめぐる外交再考」を寄稿されています。

日本政治史の中のリーダーたち: 明治維新から敗戦後の秩序変容まで

日本政治史の中のリーダーたち: 明治維新から敗戦後の秩序変容まで


3)著者の大竹弘二さんから『公開性の起源――秘密政治の系譜学』(太田出版、2018年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。雑誌『atプラス』の連載をまとめられたものですが、「主権」と「統治」との関係の再考を通じた、「政治」とは何かについての大きな問題提起となっています。

公開性の根源?秘密政治の系譜学

公開性の根源?秘密政治の系譜学


4)著者の齊藤誠先生から、『〈危機の領域〉――非ゼロリスク社会における責任と納得』(勁草書房、2018年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。齊藤先生とはまだ直接の面識がありませんが、地震災害や原発事故などの「危機」の問題への対応における熟議の意義を重視される内容で、だからこそご恵投いただいたのだと思います。

〈危機の領域〉: 非ゼロリスク社会における責任と納得 (けいそうブックス)

〈危機の領域〉: 非ゼロリスク社会における責任と納得 (けいそうブックス)


5)仲正昌樹先生からは、『悪と全体主義――ハンナ・アーレントから考える』(NHK出版新書、2018年)を頂いておりました。こちらもご紹介が遅れてしまいましたが、お礼申し上げます。変わらぬ生産性の高さには、ただただ脱帽するばかりです。

悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549)

悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549)