頂きもの

この間にいくつかご本を頂いています。


1)寄稿者の犬塚元さんから、中澤信彦・桑島秀樹編『バーク読本――〈保守主義の父〉再考のために』(昭和堂、2017年)を頂いておりました。いつもどうもありがとうございます。バークの新たな解釈を目指す意欲的な論集のようです。

バーク読本: 〈保守主義の父〉再考のために

バーク読本: 〈保守主義の父〉再考のために

2)編者の新川敏光先生、寄稿者の加藤雅俊、安周永、渡辺博明、近藤正基、伊藤武のみなさんから、新川敏光編『国民再統合の政治――福祉国家とリベラル・ナショナリズムの間』(ナカニシヤ出版、2017年)を頂いておりました。どうもありがとうございます。こちらも、この間の共同研究の成果と思いますが、時宜にかなった論集です。

国民再統合の政治: 福祉国家とリベラル・ナショナリズムの間

国民再統合の政治: 福祉国家とリベラル・ナショナリズムの間


3)共編者の堀田新五郎さん、森川輝一さん、寄稿者の小田川大典、仁井田崇、加藤哲理、乙部延剛のみなさん、そして「最終講義」ご寄稿の小野紀明先生から、堀田新五郎・森川輝一編『講義 政治思想と文学』(ナカニシヤ出版、2017年)を頂いておりました。小野紀明先生の京都大学での最終講義を所収し、その指導生にあたるみなさんが「政治思想と文学」についての論考を寄せた論集です。

講義 政治思想と文学

講義 政治思想と文学


4)寄稿者の大屋雄裕さんから、若松良樹編『功利主義の逆襲』(ナカニシヤ出版、2017年)を頂きました。どうもありがとうございます。タイトル通り、「功利主義」の意義を再評価しようとする、これまた挑戦的な論集と思われます。

功利主義の逆襲

功利主義の逆襲

5)寄稿者の乙部延剛、山本圭、松元雅和、山岡龍一、森川輝一のみなさんから、雑誌『ニュクス』第4号、2017年、を頂きました。どうもありがとうございます。このみなさんを含む第二特集「分析系政治哲学とその対抗者たち」は、どれもとても魅力的な論文が揃っています。

nyx(ニュクス) 第4号

nyx(ニュクス) 第4号

  • 作者: 山本芳久,松村良祐,土橋茂樹,坂本邦暢,松森奈津子,飯田賢穂,三重野清顕,村井則夫,山内志朗,アラスデアマッキンタイア,松元雅和,井上彰,山岡龍一,山本圭,森川輝一,乙部延剛,野邊晴陽
  • 出版社/メーカー: 堀之内出版
  • 発売日: 2017/08/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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6)著者の金慧さんから、金慧『カントの政治哲学――自律・言論・移行』(勁草書房、2017年)を頂きました。どうもありがとうございます。最近若手の政治思想研究者でカントへの関心が高いように思いますが、金さんの著作はその代表的なものの一つでしょう。

カントの政治哲学: 自律・言論・移行

カントの政治哲学: 自律・言論・移行

7)編集部より、ジョン・キングダン(笠京子訳)『アジェンダ・選択肢・公共政策――政策はどのように決まるのか』(勁草書房、2017年)を頂きました。どうもありがとうございます。「政策の窓」理論で有名な、現代の古典です。


もしかしたら漏れがあるかもしれませんが、また確認してからご紹介いたします。