読書

日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)

日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)

↑読了。先進/後進という図式抜きでの日本と西洋との比較としても、興味深い記述があるように思った。あと、事実と価値との二分法が成り立たず、常に事実の方に価値がなし崩し的に合わせられていくという指摘は、丸山眞男にも同じような指摘があると思う。
龍は眠る (新潮文庫)

龍は眠る (新潮文庫)

↑久しぶりに宮部みゆきの、まだ未読の長編を読む。文庫で500頁ちょっとだけれど、一気に読んだ。この人の書いたものは、やっぱり好きだなあと思う。
ひつじが丘 (講談社文庫)

ひつじが丘 (講談社文庫)

↑かつて遠藤周作はかなり熱心に読んだけれど、三浦綾子のものは『塩狩峠』くらいしか読んでいないと思う。これは(も?)、人生論的に勉強になった気がした。