昨日、日本から調査で滞在中のＳさんとお会いし、いろいろ話をしました。Ｓさんとお会いするのはこれが２回目ですが、２回とも、ここオーストラリアにおいてです。なんだか不思議な気もします。
場所がパブだったせいなのかどうなのか、最初にお会いした時よりも、ずっとフランクにお話しできて、楽しい時間を過ごせました。
Ｓさんは、以前に数年間、オーストラリアに滞在した経験をお持ちです。そのＳさん曰く、日本に戻ってから英語力が衰えたという感じはあまりしない、とのこと（もしくは、豪州にいたころよりも、むしろできるようになった、ということだったかもしれません）。というのも、日本に戻ってからも、豪州の研究者と合同で研究を行うなど、英語を実際的に使用することが多いので、それで英語力がキープされる（または向上する）から、ということです。
確かにそうなのかもしれません。もちろん、日常的な会話能力そのものが日本で向上するということは考えにくいかもしれません。でも、大事なことは、これから英語での仕事に関わり続けることなのでしょう。そうだとすれば、ここでの滞在の終わりは、あくまで、これからの研究生活の始まりなのだと考えるべきでしょう。そういえば、前にも同じような趣旨のことを、Ｋさんに言われたことがあったのでした。
ゴールではなく出発点なのだ、これからどう歩むかが大事なのだ、自分にそう言い聞かせることにします。
